水土里ネットの紹介

「土地改良区」ってなんですか?

農作物を育てるために水が必要ですが、「土地改良区」は、農家が自ら負担しながら、川やため池から田畑までの「水の道」を創るとともに、農地も含めた地域の「水と土」を維持管理するという、公益的な仕事を担う組織です。
「土地改良区」は、農作業が効率的にできるよう、国などの補助を受けて、小さな田畑を集めて区画を大きくしたり、農道の拡張及び舗装や、用排水路を改良する仕事等もしています。
近年では農村地域が混住化したため、農村の景観の保全や地域の人々が水に親しめるようにするなど、土地改良区の役割は幅広くなっています。
現在、富山県内には約90の土地改良区があります。

 

「水土里ネット」ってなんですか?

水土里ネットとは、私たち土地改良区の愛称です。
「水土里」の各文字は、「水」は農業用水などを、「土」は土地、農地、土壌など、「里」は農村空間や農家及び非農家の居住空間などを表しています。また、「水土里」(みどり=緑、グリーン)には、「自然」「環境への負荷を少なくする」などのイメージがあることから、豊かな自然環境や美しい景観、さらには、おいしい水、きれいな空気にもつながっています。
「水土里ネット」には、全国40万kmにも及ぶ水路などのネットワークや、人、物、情報のつながりにより、農家のみならず地域住民や都市住民と連携して、国民共有の財産である美しい農村を創造する役割を果たしていこうという意志が表れています。

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