県内における転落事故の状況

富山県内における転落事故の状況

平成21年度から30年度までの過去10年間に発生した農業用水路における転落死亡事故は、184件。
このうち65歳以上の高齢者は、約8割を占めています。

転落死亡事故-推移グラフ
富山県内における事故推移グラフ(H21~H30)

富山県内の地域別、地形条件等による分析

過去の事故状況をGISを用いて分析すると、河川扇状地の扇頂部から扇央部において転落事故が多く発生していることがわかりました。
富山県と北陸4県の福井県、石川県、新潟県の河川扇状地を比較すると、富山県の河川は、他県と比べても急勾配で、河川扇状地についても勾配が強い特徴があります。
そのため、河川扇状地に張り巡らされた農業用水路の勾配も強い傾向にあります。
また、県内の集落形態は、扇状地に家屋が点在する散居形態の集落が多い特徴があることから、県内の農業用水路は、他県に比べて、より日常生活に密着した存在であると言えます。
分析
散居村を流れる支線・末端水路横の道路を農作業や施設管理、日常生活の中で通行しているケースが多く、このような支線・末端水路における死亡事故は、全体の7割を占めています。

散居集落イメージ