愛本新用水天満宮について

『愛本新用水天満宮』

『愛本新用水天満宮』は、黒部市宇奈月町愛本新地内にあり、舟見野新開のために愛本新用水を作った藩主前田治脩への恩を忘れぬよう、また水神として崇めるために建立された宮です。
藩主前田治脩の先祖が菅原道真という伝承から天満宮とし、前田治脩を生祠としたとされています。
また、治脩の没後には、古國府の勝興寺より大梁院(治脩)の尊号が下付されたため、祭礼の際にはこれを拝殿にかけて十村役であった伊東家の代々の当主が阿弥陀経を読み、本殿では神主が奉仕するようになりました。
このように、愛本新用水天満宮は、拝殿では死祠を祀り、本殿では生祠を祀るという全国でも珍しい宮です。

 

『愛本新用水松明祭』

毎年10月第1土曜日には、黒部市の無形民俗文化財にも指定されている『愛本新用水松明祭』が行われます。
愛本新用水の完成を祝い、村民が黒部川上流の取水口に向かって、松明をかざして水迎えに行ったのが、この祭りの起源とされています。
祭では、天満宮の上流から天満宮までの道のり約600mを、担ぎ手が「どっこい!どっこい!」という威勢の良い掛け声とともに大松明2基を担いで練り歩きます。
この大松明は、直径約1m、高さ約4m、重さは約450㎏もあり、1基を12人で担ぎます。また、子供たちも小松明を持ち、大松明とともに練り歩きます。

 

 

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