朝日町土地改良区のご紹介

朝日町土地改良区は、『美しい農村環境の保全と調和のとれた』土地改良区を目指し、平成二十年三月に四土地改良区の合併により誕生しました。
地形的要素としては、富山県の東端に位置、北側は日本海、東・南側には白馬岳、朝日岳を主峰とする大蓮華の山々がそびえ、小川・笹川・境川等が日本海に注いでいます。
朝日町の面積の約八十六%が森林で占めており残りの約八%が耕作地、約一%が宅地で、平坦部に比べ山岳部が圧倒的に多く、標高は〇~三千mと高低差があります。
これらの風土・河川により形成された豊かな自然・文化・環境を背景に、受益面積一四五四ha、組合員数二一三八名の土地改良区を形成しています。
営農状況は、水稲作を主としており、転作田には、大豆・野菜・チューリップ等が作付けされています。
代表的な農業施設は、昭和四十五年に完成した小川頭 首工が挙げられます。頭首工の左岸取水口から最大約3.4tを取水し、幹線導水路を経て左岸幹線用水路と右岸連絡用水路に分水しています。右岸連絡用水路の水は、小川をサイフォンで横断し小川の右岸全域を下山用水(黒東合口用水系)等の補給水と共に灌漑、左岸幹線用水路は、山崎地区の上流から下流までの大半を受益地として灌漑しています。

大蓮華の山々と豊饒の大地

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