土地改良区の紹介
概 要
当土地改良区は、呉羽山西側に広がる丘陵地帯を主な受益としています。
「くれは梨」の産地ともしても知られ、多くの農産物を生産しています。
その水源となる古洞ダムからパイプラインで畑に農業用水を供給しています。
名称:呉羽射水山ろく用水土地改良区
事務所所在地:〒930-0165 富山市西押川1571-2
TEL:076-434-3366
FAX:076-434-3342
設立:昭和45年8月26日
理事長: 庄司 昌弘
受益面積:541ha
組合員数:1,063名
事務所案内図
富山市西押川1571-2
富山市立池多小学校の前です。
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組 織
理事9名 監事3名 員外監事1名
総代40名
沿 革
この土地改良区エリアは、流域が狭く常に水不足による干ばつ被害があり、農作物の収穫は不安定でした。
昭和20年代には国を挙げて食料増産運動が展開されることとなり、この地域でも丘陵地での水田造成と合わせて既存水田に農業用水を確保することと、その水源を求める運動が展開されました。
昭和42年に井田川支流の山田川で取水している外輪野用水から標高差により用水の自然流水が可能な古洞池へ、非かんがい期の11月から3月まで導水補給をする構想がまとまり「呉羽射水山ろく用水期成同盟会」を発足致しました。
この地域の農業用水源の確保についても基本構想を変更して、古田の用水補給と合わせて丘陵地帯の畑地かんがい事業も取り入れ、野菜や果樹などの園芸作物の生産体制を整えるなど、国の農業基本政策に呼応した事業とする計画として、昭和44年3月に「呉羽射水山ろく用水土地改良区」の設立許可申請を行い、昭和45年8月に設立が許可され本土地改良区が誕生しました。