パイプライン通水方法
パイプラインへの通水時は、仕切弁を一度に一気に開けると、ウォーターハンマー(流速の
急激な変化によりパイプライン内圧力が過度的に上昇する現象)が起きパイプラインが破裂
します。
また、当管内パイプラインの水圧は強い箇所で7~8kgf/cm2です。水道は2~3kgf/cm2
ということを考えるといかに強い圧力が掛かり、身の危険にも繋がることがお分かりいただ
けるかと思います。
よって、下記の方法により、ゆっくり少しずつ仕切弁を開けていただきますようお願いいた
します。
①:水の流音が聞こえるまで、仕切弁を少しだけ開ける。
②:バルブ回しに耳を当て、流音が聞こえたらそのままの状態を維持。
③:しばらく時間(2~3時間)を置き、バルブ回しを通して流音の確認を行う。
………流音が聞こえたら・・・・・そのままの状態を維持し、再度時間を(2~3時間)置く。
………流音が無くなってたら・・・再度仕切弁を半回転ほど開ける。
④:以後、③を繰り返し、流音が完全に聞こえなくなったら、仕切弁を全開にし、終了。
……※通水後は仕切弁ハンドホール蓋の閉め忘れにご注意ください。