冬期の農業用水路等への転落事故に注意しましょう
Posted on 2021年1月12日(火) 11:46
冬場は積雪のため水路と地面の境界がわかりにくい、除雪や流雪に利用するため用水路の水量が増えるなど水路付近での危険性が増すことから、転落事故により一層の注意が必要です。
高齢者への声かけや、単独での除雪作業を避けるなど、安全確保に十分配慮されるようお願いします。
※県内において発生した令和2年度の転落死亡事故件数は12月末時点で16件(うち高齢者は15件)となっており、昨年度の13件を上回っています。特に冬期に入った12月には5件もの死亡事故が発生しています。
県内の転落事故の特徴
◎事故にあわれる方は高齢者が多い
◎冬期など非かんがい期にも発生している
◎幅が狭く底が浅い水路でも発生している
とくに、65歳以上の方の事故が8割以上、幅1メートル未満の小規模な水路での事故が約半数を占めており、高齢者が単独で外出されている際に注意が必要です。
転落事故防止のためのお願い
農業用水路やため池への転落事故防止のため、以下についてご理解とご協力をお願いいたします。
◎慣れた道でも、水路沿いを通るときは、安全確認をしましょう
◎昼と夜では危険度が違います。暗いところは特に注意しましょう
◎「自分は大丈夫」との認識を改め、余裕を持った行動をとりましょう
◎一人での水管理や農作業を極力避けるよう周囲から声掛けしましょう