多面的機能支払交付金の概要

多面的機能支払交付金(以下:多面交付金)は、農村地域の農業用水路や農道などの維持管理を、地域住民が主体となって行う活動を支援する制度です。
これにより、農業・農村の持つ多面的機能(環境保全や防災機能など)を維持・向上させることを目的としています。
交付金には大きく分けて 「農地維持支払」 と 「資源向上支払(共同活動)」、「資源向上支払(長寿命化)」 の3種類があります。
これらの交付金は、国50%、県25%、市町村25%を負担し実施しています。


農地維持支払:地域資源の基礎的な保全活動を支援

水路の土砂・泥上げ、農道の砂利補充など地域資源の基礎的な保全活動、農村の構造変化に対応した体制の拡充・強化等、多面的機能の発揮を支える共同活動を支援します。 


資源向上支払(共同活動):地域資源の質的向上を図る共同活動を支援

水路、農道等の軽微な補修や、植栽による景観形成、生態系保全等の農村環境の良好な保全といった地域資源の質的向上を図る共同活動を支援します。


資源向上支払交付金(長寿命化):施設の長寿命化に係る活動を支援

水路の布設替えや農道舗装等の施設の長寿命化のための活動を支援します。


多面的機能支払交付金の紹介動画

多面的機能支払交付金の仕組みを紹介するYoutube動画を下記画像、テキストをクリック(タップ)するとご覧になれます。

多面的機能支払交付金でできること
18分24秒
制作:全国水土里ネット

多面的機能支払交付金利用の手続
13分47秒
制作:全国水土里ネット