井田川水系土地改良区 合併予備契約調印式

旧八尾町地域では、平成4年より土地改良区の統合検討会を組織して検討を重ねて来ましたが、土地改良区の統合に対する認識の相違もあって地域全体の合意には至りませんでした。
このため、平成21年11月に、統合に対する認識を共有する井田川沿岸、保内、野積、八尾町卯花、八尾南部の5つの土地改良区で八尾農村環境改善センタ-内に合同事務所を開設し、土地改良区間の連携の強化、相互の信頼関係の醸成に努めてきました。
近年の土地改良区に対する環境の変化に対応し、土地改良区の経営基盤の強化を図り土地改良事業を適正かつ円滑に行うため、土地改良区の統合を期して、平成26年5月に、富山県、富山市、富山県土地改良事業団体連合会との連携のもと、5土地改良区により「井田川水系土地改良区統合整備推進協議会」を設立し、合併協議を重ねてきました。
この度合意がなされ、7月6日に富山市八尾ゆめの森中山間地域活性化施設多目的ホールにおいて、関係5土地改良区、富山市、県富山農林振興センター等の関係者約50名が出席して合併予備契約調印式が行われました。
調印式は、柳田 勲井田川水系土地改良区統合整備推進協議会会長の開催挨拶、経過報告、合併予備契約書の確認の後、5土地改良区理事長(若林博之井田川沿岸土地改良区理事長、柳田 勲保内土地改良区理事長、谷井正一野積土地改良区理事長、清水雅彦八尾町卯花土地改良区理事長、西田秀夫八尾南部土地改良区理事長)並びに立会人の森 雅志富山市長、島田俊弘富山県富山農林振興センター所長が合併予備契約書に署名捺印されました。
続いて、森富山市長、島田県富山農林振興センター所長、宮本光明富山県議会議員、石田博信富山県土地改良事業団体連合会専務理事の来賓祝辞があり、閉式となりました。
今後は、平成28年2月の合併認可を目標に、新しい「井田川水系土地改良区」として、受益面積1,296.7ha、組合員数1,781名となる予定です。

土地改良区名 (合併前)
  受益面積(ha)
  組合員数(名)
井田川沿岸土地改良区
       573.7
         687
保内土地改良区
       409.0
         545
野積土地改良区
       121.0
         204
八尾町卯花土地改良区
        71.0
         141
八尾南部土地改良区
       122.0
         204

 

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