土地改良区の紹介

土地改良区とは

 土地改良区は、食料を生産するために、なくてはならない用排水施設の整備・管理や農地の整備いわゆる土地改良を目的として設立された農家の人たちの組織です。

 具体的な活動としては、農業を営む上で必要な用水を確保するための水源の確保や用水路の整備・管理、農地や地域の雨水、集落からの排水などを安全かつ確実に排除するための排水路の整備・管理を行うとともに水田や畑地の整備などを行っています。
 一方、社会経済情勢が大きく変化する中、農地や農業用水は、食料の安定供給に欠かせない基盤であるとともに、国土の保全や美しい農村景観など多面的機能を持つ大切な資源でもあるという意識が国民の間で高まってきています。
 土地改良区は、こうした大切な国民の財産とも言える農地や農業用水を守り育て、豊かな地域資源を次世代に引き継ぐ役割を担っている組織です。

 

土地改良区の紹介

 本地区は、富山県・富山平野の北部に位置し、白岩川と上市川に挟まれた地域である。下条用水流域の農業用水路は、単にかんがい用としてだけではなく、防火用水や流雪用水や洗い場等地域の生活用水としても活用されている。
 春の農作業の頃にはツバメが飛び交い、また水田ではカエルの鳴き声が聞こえオタマジャクシの泳ぐ姿も見ることが出来る。夏にかけてはホタルも乱舞し屋敷林ではセミも鳴き始め、実りの秋には赤とんぼも多数飛んでいる。
 用水路にはドジョウやシジミが生育し、水路溝畔や畦畔ではヘビを見ることがある。このような動物の生態は人と自然とのふれあいや、美しい農村景観を築くものである。

 

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