富山県内には、大小合わせて約2,000箇所の農業用ため池が存在しています。
その役割は、農業用水の供給はもとより、洪水の防止や生態系の保全、地域文化活動の拠点など、多くの多様な価値を有する地域の貴重な資源です。
一方で近年は、地球温暖化の影響による局地的な豪雨災害リスクの高まり、大型地震への備えも求められる状況にあります。
そのため、富山県では545箇所(令和5年4月現在)の農業用ため池を防災重点ため池として指定し、これらのため池の防災対策を強化しています。
しかし、地域の農業者の高齢化や減少が進行しており、ため池管理や点検体制の脆弱化が懸念されています。
「富山県ため池保全サポートセンター」は、「農業用ため池」の管理・保全に関する支援組織として、富山県が設立しました。
県内の農業用ため池が、安定した機能を継続的に発揮できるよう取り組んでいきます。
名称「富山県ため池保全サポートセンター」
愛称「ためサポ富山」
設置者:富山県 担当:農林水産部農村整備課
運営委託：富山県土地改良事業団体連合会 事業部農村整備第一課
〒939-8214 富山市黒崎17
専用電話:080-9007-0091
TEL:076-424-3380
FAX:076-424-3332
