保全活動地区紹介

上市町 種(たね)

里山の良さを味わう「ふるさと学習」

ケナフ圃場全景
ケナフ圃場全景

皮むき作業
皮むき作業

市町村名
上市町
地域振興立法指定状況
山村振興、特定農山村
地区名
集落活動の団体名と代表者名
「ふるさとに学ぶ」事業・棚田保全活動推進委員会 委員長 伏黒 昇
集落数
15集落
農家戸数
378戸
水田面積
153ha
地区の標高
60m~440m
水源
上市川ダム、片地池、上市川、大岩川、郷川等
営農方式
個別営農
地区の現況
 近年、中山間地域の人口の減少が激しく、若年層の流失による過疎化・高齢化が急速に進み、耕作放棄池の増加や、集落機能の維持が困難となる等の問題が深刻となっている。
地区の活動状況
 種地内で町内6つの小学校の児童が、同学年で交流する「ふるさと学習」で、子供たちが、美しく豊かな自然とふれあって、里山の良さを味わう。
 また、成長が早く、炭酸ガスをたくさん吸収し、地球環境に優しい「ケナフ」を地区の住人と一緒に栽培し、育て方、パルプの作り方、紙スキ体験を通じて、地域の文化にふれあい、農林業体験、宿泊学習等で棚田の役割、保全の重要性を身につける。