第4回

先日、県のと富山県土地改良事業団体連合会として、農林水産省の来年度予算についての要請活動に参加してきました。
農水省大臣及び幹部はもとより、財務省、自由民主党本部の幹部に農林関係の来年度予算の確保を要請してきました。
コロナ対策予算や災害復旧予算等の確保も大切であることから、農水省関係の予算確保はかなり厳しい感じを受けました。
農業・農村が果たしている国土保全、地下水の涵養、自然環境の保全など多面多岐な機能を維持保全していこうとする皆さんの活動についての予算確保も厳しい状況だと思ってください。
多面的機能の活動については、平成26年に法律ができ、毎年かなりの予算が計上されてきており、富山県の実施も全国トップクラスの実施率です。
しかし毎年の国の予算総額には限りがありますので、コロナ対策の費用が大きくなれば、どこかを減らす必要が生じてくるわけです。
多面の予算は、国:県:市町村がそれぞれ、50%:25%:25%の負担率で構成されており、国の予算が減れば県、市町村も減るという仕組みになっています。
農業・農村が自然豊かな、住みよい場所であることを維持・保全していくためにも、皆様の活動は大切であり、今後ともしっかり活動を続けるため、予算の確保に努めていきたいと考えています。
また、活動するに当たっての相談や他県での優良事例などをご紹介しますので、小さな事でもご相談ください。
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