農業用水路安全対策強化期間
下記の期間に農業用水路事故防止強化期間を展開します。
春:4月20日から5月20日
秋:8月20日から9月20日
冬:12月1日から12月31日
強化期間の概要
(1)農業用水路危険箇所一斉点検の実施
・強化期間内で日を定め、土地改良区、関係者、行政(県・市町村)及び地域住民の参加による、地域の農業用水路の一斉点検を実施。
・参加者による①安全点検、②注意喚起看板の付替え、③簡易な応急対策(トラロープやチェーン等)などを実施。
(2)注意喚起チラシ等の配布
・注意喚起のチラシを作成し、強化期間を中心に、市町村や土地改良区などを通じて、地域組織や住民に配布。
・老人クラブ関係施設や老人福祉施設へ啓発のためのチラシ、カレンダーや動画(DVD)を配布。
チラシ、用水路への転落実証動画などは県のホームページからダウンロードまたは視聴できます。
富山県/農業用水路への転落事故に気をつけて!! (pref.toyama.jp)
(3)メディア等を活用した広報・啓発
・県広報誌・広報番組での情報発信。
・市町村の広報紙における「注意喚起」の掲載。
・新聞広告やホームページにおける「注意喚起」の掲載。など
県内土地改良区のホームページで、強化期間の活動を幅広く啓発を展開
(4)関係機関等との連携
・農業用水路安全対策推進員
農業用水路における転落事故防止を図るため、地域における安全啓発や安全点検活動の先導役として、令和2年度から水土里ネット富山が土地改良区の役職員に「農業用水路安全対策推進員(以下:推進員)」を委嘱しています。
令和6年4月19日に委嘱式(2年任期)が行われ、169人(令和6年4月時点)の推進員が活動を行っています。
委嘱状は各管内を代表し、愛本新用水土地改良区 大家誠さん、常西用水土地改良区 久保崇さん、高岡市土地改良区 山下勝良さん、庄東用水土地改良区 平秀一さんが受け取り、牛ヶ首用水土地改良区の城生誠さんから活動宣言がなされました。
また、県立大学の星川圭介教授から「より効果的な安全対策推進のために」と題し、ご講演がありました。
活動宣言
本日、農業用水路安全対策推進員の委嘱を受け、それぞれの地域を流れる農業用水路の安全啓発や、安全点検活動の推進について、関係者と連携して取り組み、転落事故の防止を図るとともに地域の安全・安心の向上に努めてまいります。
また、推進員の相互連携もはかり、富山県の土地改良分野として一体感を持った活動として展開していくことを宣言いたします。
・警察署の様々な活動を通じた、住民への注意喚起。
・その他、多面的機能支払組織などの地域組織への呼びかけや、県・市町村や土地改良区の事務所等でのポスター看板等の掲示。など