「棚田オーナー活動」報告(田植え)

氷見市長坂『氷見市棚田オーナー事業』長坂地区

田植え

平成23年5月28日(土)
 とやま湾をながめる棚田で、棚田オーナー28組が地元住民椿衆つばきしゅう(男性)、姫椿衆(女性)の指導を受け田植えをしました。苗は昔の育苗方法「保温折衷苗代」で作られ、(わら)で束ねた「コシヒカリ」の手づくり苗でした。
 開始式では、今年から棚田の隣接地で長坂地区が取り組んでいるカウベルトの郷づくり事業(牛の放牧帯)の紹介がありました。

田植え

 今年のオーナーの申込みは県外13、県内16、氷見市内5、合計34組です。
 順調に生育すれば9月24日(土)に「稲刈り」と「はさがけ」の体験をする予定にしています。

黒毛和牛

 約2haの耕作放棄地に放牧された黒毛和牛。(妊娠中)
 隣の棚田の米をイノシシなどの害から守ってくれる。

南砺市相倉『みんなで農作業の日』in五箇山実行委員会

田植え

5月29日(日)
 世界文化遺産の五箇山合掌造り集落で棚田オーナーなどが早生種「てんたかく」の田植えをしました。
 開始式の後、オーナー10組や地元住民の手助けをするために一般募集した「五箇山棚田こーりゃく隊員」などが、五箇山農業公社から田植え作業の説明を聞き、「ころがし」で印がつけられた田んぼへ行き腰篭に苗を入れ、雨の中、泥まみれになり手植えしました。
 昼には、五箇山豆腐の入ったあったかい鍋や地元産の牛乳、揚げパンを食べ、オーナー、地元民やこーりゃく隊員と交流を深めました。

田植え

 今年は、12組のオーナー(県外8組、県内4組)の申込みがありました。
 順調に育てば9月17日(土)に世界遺産米として稲刈り、はさ掛けをする予定にしています。

田植え